Q. ハッチを閉めていてもカヤック内部に水が入ってきますか?
はい。
少量ですが、水が入ってくることがあります。
船体内部に積荷スペースがあるカヤックでは、浸水を完全に防ぐことはできません。
しかし、浸水といって もほんの少量で、一日中波間をパドルしていても数カップ分の水が入ってくるくらいで、排水穴から簡単に排水することができます。
水濡れが心配なお荷物は、 耐水バッグに入れて積荷スペースに載せるようにしてください。
Q. カヤックには、どんな服装が適していますか?
その日の天候やカヤックをする場所に適していて、尚且つ安全を考慮した服装をお選びください。
長袖の服や帽子は日焼け防止に効果的です。また寒い日には、 カヤック専用の保温性の高い洋服や装備が多く販売されていますので、そういったものを活用するのもいいでしょう。
保温性があり、例え水の中に落ちても重く ならないウェットスーツやドライスーツもおすすめです。
(万一転覆した場合にも、通常なら数秒でカヤックに戻ることができますが、水を含んだ服でカヤック に這い上がるのは一苦労です)
そして安全のため、ライフベストやライフジャケットは常に着用するようにしてください。
詳しくはこちらのページをご覧下さい。
Q. バイキングカヤックには色々なモデルがありますが、どのように選べばいいですか?
ご使用目的や、保管場所、お持ちのお車等、様々な観点から比較され、お選びいただくのがいいと思います。
詳しくはこちらのページをご覧下さい。
Q. バイキングカヤックを自分一人で海岸や川岸に引き上げることは可能ですか?
スーパーリニアポリエチレン(超低密度ポリエチレン)素材のバイキングカヤックは、ファイバーグラス製のカヤックなどとは違って軽量なので、一人でカヤッ クを岸に引き揚げることが可能です。
しかし、引きずることにより、カヤックの底に傷がついてしまうことがあります。
そして、繰り返し引きずることでカヤッ クに重大な故障をきたした場合、保証が適用されなくなる恐れがあります。
バイキングカヤックを使用している、ニュージーランドの、ある フィッシングツアー主催会社では、お客様を良いフィッシングポイントに案内するために、もう何年もの間、岩場などでカヤックを頻繁にひきずって運んでいるため、カヤックは傷つきへこんでしまっています。
しかし、オーナーは顧客により良いフィシングポイントでフィッシングを楽しんでもらうために、例え通常よ り早いサイクルでカヤックを買い替えなければならなくなってもそうしたいと言っています。
バイキングカヤックはタフなご使用方法にも耐えられる強度はありますが、長く安全にご使用になるためには、こうしたこともよく考慮した上で、適切に運搬するようにして下さい。
Q. バイキングカヤックは急流でも使用することができますか?
バイキングカヤックは難易度の低い軽度の急流下りであればお使いいただけるよう設計されています。
急流下りのようなラフなコンディション下では、ニーストラップを使用することで、操作性を上げることができます。
急流下りを主催するツアーのオペレーターからの報告によると、転覆した時に、他のカヤックでは、水が入った重いカヤックから抜け出すのが大変だったのにもかかわらず、バイキングカヤックでは、早い流れの中でもより早く簡単にカヤックに戻る事ができているそうです。
とはいえ、カヤックご使用の際には、ご自身の経験とスキルをよく考慮して無理なご使用はおやめください。
また、滝下りなどの難易度の高い急流下りには、専用に作られたシットインカヤック型カヤックのご使用と、高度な技術が必要です。
Q. バイキングカヤックは伝統的なシットイン型のカヤックとどう違いますか?
オープントップである点が大きな違いです。
カヤックと聞いて多くの方がまず思い浮かべるのは、両足が船体のなかに収まるシットイン型のカヤックだと思います。
そのようなタイプのカヤックでは、転覆した際、水中でカヤックから抜け出すことは初心者には容易ではなく、恐怖を感じることもあるでしょう。
また、 シットインカヤックはそのような状況下では、水がカヤックの中に大量に入り込んでしまうため、排水してからでないとカヤックに戻ることができません。
バイキングカヤックはオープンコックピットなので、体を自由に動かせ、また排水も簡単にできます。
転覆すれば、水に濡れてはしまうものの、元のようにひっくり返してすぐにカヤックに戻ることができます。
Q. バイキングカヤックは転覆しやすいですか?
いいえ。
バイキングカヤックは他の多くのカヤックと比べても、安定性に優れていますので。
他のカヤックで感じるような、傾く感覚すらないため荒れたコンディ ションでも操作がしやすいのです。
ハルに隣接する縦に平らに伸びたショルダー部が浮きの役割を担い安定性を高めています。
Q. 積荷の重量はカヤックの浮力に影響しますか?
バイキングカヤックは船体内に大容量の積荷スペースがありますが(モデルごとの適正積載量は各モデルのページをご参照ください)、浮力や操舵性には影響しないよう設計されています。
Q. バイキングカヤックは荒れた海でも使用できますか?
バイキングカヤックは波の上に軽く座るように設計されていますので、安定性と浮揚性に優れ、中程度までの荒れた波でもご使用いただけますが、安全のために、荒れた海でのご使用はおやめください。
Q. バイキングカヤックは、どんな場所で使うことができますか?
バイキングカヤックは、川、湖、池、海など様々な場所でお使いいただくことができます。
しかし、カヤックを始める前に、その日の天候や水の状態が、ご自身の経験やスキルに合っているかをよく確認し、カヤックの使用を適切にご判断ください。